用語集

ライズ

股上からウエストバンド上部までの長さを指し、前股上をフロントライズ、後ろ股上をバックライズと呼ぶ。

ライダーズジャケット

革ジャンパーの一種で、黒表革のオートバイ乗り用のジャンパー。モーターサイクルジャケットともいう。

ライディングブーツ

膝下までの乗馬用長靴。(ジョッキーブーツの項参照)

ライトウエイトデニム

軽量のジーンズ素材のこと。現在のジーンズでは14オンスがしばしば用いられるが、4~9オンス程度のものを指す。

ラウンジスーツ

第一次世界大戦までは英国で使われていたスーツの呼称。アメリカでのサックスーツにあたる。(サックスーツの項参照)

ラウンジジャケット

ラウンジングジャケットの別称もあり、背広型の上着を指す言葉。イギリスでよく用いられ、アメリカではサックコートともいう。1848年に登場。背広型の上着の原型である。

ラウンドカラー

襟の剣先を丸くした襟型。小丸にカットしたのが、ラウンドトップ、別名ラウンドティップ。(イラスト右)これに対して大丸にカットしたものを指していう。(イラスト左)

ラウンドトウ

つま先の型名。丸形で、トラディショナルシューズの基本的なつま先。

ラクーンコート

アライグマ(毛足が長く灰褐色の毛皮)を使った、ファーコートの総称。

ラグソール

凹凸のはっきりしたゴム底。登山靴やワークブーツの底に多く見られる。

ラグランスリーブ

袖つけの縫い目が袖ぐりから襟まで達しているもの。

ラゲージ

一般的に、手荷物・旅行バッグスーツケースなどの「バッグ」の総称。

ラップコート

ボタンがなく、ベルト締めになっている巻きコート。

ラックステッチ

変わり編みの一種。網棚状に編まれた編み込み模様。

ラップランドセーター

北欧、ラップランド地方の漁師たちに、古くから着られているカラフルな模様編みが特徴で、未脱脂ウール製のバルキーセーター。スカンジナビアンセーター(同項参照)に同義。

ラッフル

タキシードなどの下に着る礼装用ドレスシャツの胸付近に施された飾りの総称。布片をギャザーにしたり、プリーツにしたりして、前立ての両脇に首元から裾あたりまで付けられる。

ラバーソール

ゴム底の総称。レッドラバーソールはホワイトバックスのレンガ色のゴム底をいい、クレープラバーソールは生ゴム底のこと。

ラペル

ジャケットの下襟のこと。ゴージライン(同項参照)で上襟と縫い合わされる。

ラペルドヴェスト

襟つきのヴェストの総称。シングルブレステッド、ダブルブレステッドのもの。ノッチドラペル、ピークドラペルなど多種多様。

ラペルドカーディガン

襟付きカーディガンのこと。特に背広襟を特徴にしたものをいう。上襟だけのものはカラードカーディガン。

ラマ

南米に産するラクダの一種。一見アルパカ(同項参照)の毛に似ているが、手触りはそれよりもはるかに柔らかい。

ラムズウール

生後6カ月の子羊の毛。カシミアに似たセーター素材。

ラーラースーツ

スーツの流行型。20世紀初期のあだ花的流行スタイル。アイビーリーガーの間でスポーツ観戦用に流行した。丈の長いジャケットにゆったりとしたパンツ。アイビーリーガー版のズートスーツ(同項参照)といったもの。

ランチコート

カウボーイが着た羊一枚革のコート。別称ランチェロ(牧場労働者)コート。

ランドセル

名称の由来は、オランダ語のランセル(ransel)がなまり、この呼び名が付いた。日本では陸軍で初めて使用され、身のまわりの品物を収納して背負う「背嚢(はいのう)」として使われた。明治30年頃に学習院が、初めて小学生用のカバンとして採用した。

ランバージャックシャツ

カナダや北部アメリカの木こり用ワークシャツ。大柄な格子模様で、ウールを使い、襟はオープンカラー。胸には大型のパッチ&フラップポケット。そもそも裾はパンツの中に入れて着る。